マシンビジョンカメラ

「LuFact(ルファクト)」は、長年コンシューマ向けカメラ製品で培ってきた信頼性の高い技術を搭載した産業用カメラです。産業製品の生産ラインや各種設備装置での利用など、さまざまな生産現場のニーズに応えます。
LuFactシリーズの特長
ユニットとカメラヘッドを分離
コンパクト設計
撮影を行うカメラヘッドと画像処理を行うユニットを分離することで、カメラヘッドの超小型化を実現。カメラヘッドのサイズは、Sマウントモデルで正面視20mm×20mm、Cマウントモデルで正面視30mm×30mm。既設の装置や生産ラインにも設置しやすくなり、設置の自由度を格段に向上させます。

熱による影響を低減
生産ライン上や設備内などに取り付けて撮影するカメラヘッドと発熱源となるユニットを分離して設置できるため、生産ラインに与える熱影響を低減します。また、カメラヘッド周りの温度が高くなる環境下でも、ユニットを離すことで、サーマルシャットダウン※による撮影停止を抑えることができます。
- デバイスの周囲や内部部品の温度が異常に高まった場合に、デバイスを保護するためにその機能を停止させること。

選べるカメラヘッド
高感度モデルAH020-MRや高解像度モデルAH080-MR(モノクロ)/ AH080-CR(カラー)から、動きのある撮像に適したグローバルシャッターモデルCH050-MG(Cマウント)/ AH050-MG(Sマウント)など幅広くラインアップ。必要な解像度やタクトタイムに応じてカメラヘッドを選択し、最適なシステム構成を実現いただけます。

抜群の暗視画質
カメラヘッドAH020-MRには高感度なイメージセンサーを搭載。照明装置が必要な暗所においても、照明装置レスで明瞭な画像の取得が可能です。
AI処理ユニットA2000-Gでエッジコンピューティングが可能
CPUや専用プロセッサなどを搭載し、AIエッジコンピューティングが可能となることにより、検査する現場のパソコンレス化を実現。AI処理ユニットA2000-Gで検査データを判定、処理することにより、サーバーに送るデータ量を削減でき、送信設備やサーバーの負荷を低減し、電力消費削減に貢献します。

ソフトウェア開発キットでアプリケーションの開発が容易
カメラ設定ソフトウェア「LuFact Utility」とは別に、LuFactシリーズ用のソフトウェア開発キットをご用意しています。アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、開発者向けリファレンスマニュアルおよびサンプルコードにより、短い工数で柔軟にアプリケーションを開発することができます。
- 「LuFact Control SDK」:LuFactシリーズのカメラをパソコンで制御するためのアプリケーションを、WindowsPC上で容易に開発するソフトウェア開発キット
- 「LuFact Edge App SDK」:LuFactシリーズのカメラをA2000本体で制御するためのアプリケーションを、 パソコン上で容易に開発するソフトウェア開発キット
製品ラインナップ
カメラヘッド

カメラヘッド CH050-MG
- Cマウント
- 有効画素数
510万画素 - モノクロ
- グローバル
シャッター

カメラヘッド AH050-MG
- Sマウント
- 有効画素数
510万画素 - モノクロ
- グローバル
シャッター

カメラヘッド AH080-CR
- Sマウント
- 有効画素数
842万画素 - カラー
- ローリング
シャッター

カメラヘッド AH080-MR
- Sマウント
- 有効画素数
842万画素 - モノクロ
- ローリング
シャッター

カメラヘッド AH020-MR
- Sマウント
- 有効画素数
213万画素 - モノクロ
- ローリング
シャッター - 高感度
変換ユニット

AI処理ユニット A2000-G
- GigE
Vision - AI対応

I/F変換ユニット A1000-G/A1000-U
- GigE Vision
(A1000-G) - USB3 Vision
(A1000-U)